• 小池

歯周病と歯石の大切なおはなし

最終更新: 2020年2月11日

「歯石除去」は何のために?




「私たちウェルワンは、麻酔なしでワンちゃんの歯石除去ができるサロンです。」

と昨日の記事でお伝えしました。


では、皆さま「歯石」が何者であるのかお分かりでしょうか。


歯石のもとは「歯垢(プラーク)」です。


歯垢(プラーク)が、唾液や浸出液とカルシウム成分が結びつくことで、石灰化をすることで歯石は作られます。


では『歯垢が石灰化して歯石になる』ということですが、この歯垢の成分をご存じでしょうか。


イメージとしては歯垢は、磨き残しや汚れが固まったものだと思われることが多いですが答えは違います。ちなみに食べ残しの汚れは、食物残渣(しょくもつざんさ)といいます。



では歯垢は一体何でしょう。



答えは『細菌』です。歯垢の90%以上は虫歯菌や歯周病菌といった細菌なのです。

よって、細菌が固まってできたのが歯垢で、歯垢が固まったのが歯石なのです。



歯周病について

ではでは、歯周病の原因は何なのか答えられますか?(本日は質問ばかりですみません)


答えは「歯垢(プラーク)」に含まれた菌です。


歯周病が悪化すると、歯が抜け落ちる、口臭悪化、そして痛みを感じます。


また口腔内だけに影響ができるわけではございません。歯周病菌が血液を介して全身を回ると例えば、鼻炎、呼吸器感染症、心臓病、腎臓病などの全身疾患の原因ともなります。





上記の写真は、歯周病の歯が骨を溶かし、頬に穴が開いてしまった症例です。


(とってもかわいそうですよね。痛そうです。)

歯周病の初期の場合は痛みを感じにくいため「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」と言われています。


そのため、飼い主さんも気づかずに過ごしてしまうことが多いです。重度の歯周病へと進行すると痛みや違和感を感じることもありますが、残念ながらワンちゃんは言葉を発せないのでそれも気づいてあげることが難しいと思います。


以上のように歯周病はとてもこわく、同時に飼い主さんに気づきにくい病気となります。


私たちのサロンの意義は「予防医療」です。歯周病が進行しないようくいとめることが大切ですね!


本日はここまでとします!

次回は、「無麻酔歯石除去のよくあるご質問」についてお話しますね。

お読みいただき、ありがとうございました。




今日のアトム

愛犬。名前はアトム。7歳。


きらいなこと

「お散歩」


散歩中、

うんちを2回したら帰宅するのですが、

家をでたらすぐにうんちをすることを覚えました。


そして踵を返します…